みなさん、こんにちは。
ポジティブルナースのりおんです。
今回は私の1年目についてお話したいと思います。
この話を読んで知ってもらいたのは、
この経験があったからこそ今の私がいる
ということです。
現在勤めている病院に対して「どうして?」と思うことはあったけど
今は就職してよかったと思っています。
Contents
最初に辛かったこと

私の就職先病院は実習先の病院でした。
実習病院の中で指導者さんも看護師さんも
すごく優しくて
聞いてみると就職後のフォローも手厚い!!(プリセプター制度)
そして、いろんな科がある中で
実習で消化器科の患者さんを受け持つことが多かったということ
食事、排泄のつながりから消化器科に興味を持ったため
消化器に特化した現在の病院へ就職を決めました。
希望部署
もちろん消化器病棟です!!
消化器に特化はしていますが、
わたしの病院には消化器病棟が2つ(仮にA病棟、B病棟)、慢性期病棟(C病棟)、泌尿器・整形メインの急性期病棟(D病棟)と4つありました!
面接のときにも「消化器病棟にぜひ配属されたいです!」と理由を述べた!
願わくば実習で行ったA病棟かC病棟に…
無理でもB病棟に…
配属部署
3月末に実技練習で病院に行きました。
配属部署はまだ発表されていない状態。
実技練習中、ある先輩がわたしに声を掛けてくれました。
『あ、あなたうちの病棟に来る人だね!』
その先輩はD病棟でした…

D病棟にも同級生が実習にいっていたけど、指導者さんが怖い病棟だとあとから知りました。
実技練習終了後、配属部署の発表。
新卒13人いる中で消化器配属8名。D病棟配属私だけ。
病棟も思い通りにいってない、同期もいないととても辛かったのを覚えています。
勤務開始
同期との違い①
最初の違いは4月のシフトでした。
同期のシフトは平日勤務、土日休み。
5日勤は辛いかも知れないけど、知っている人がいる。
私は最初からシフト制になっていたので、なにもできないにも関わらず土日も出勤し
1日中フリー業務。
人がいないので忙しく、処置を教えてもらうわけではないので
ずっとフリー業務をしていました。
何のためにいるのかと思ったこともありました。
同期との違い②
プリセプターに会えない!!
メンバーが少なく、夜勤のギリギリ回数をこなしていたわたしのプリセプターは
ほとんど日勤にいませんでした。
研修で『うちのプリセプターは優しそうでよかった。』『この前、〇〇の処置教えてもらった。』
と話している中で
「私まだあってすらいないんだけど!!?」
となっていたのです。

同期との違い③
わたしの病院は定期的に研修があり、同期にはあっていたのですが
3か月時点で結構な違いを感じました。
まず入職1週間で受け持ちを始めたこと、
2名受け持ちから1か月足らずで8人受け持ちになっていたこと、残業時間など…
1部屋もつか持たないかの同期、まだ処置は先輩についてもらってるって話していて
その時点で私は8人くらい受け持ちしてて毎日2~3時間の残業。
声をかけれるような先輩もいないし1回した処置は次回から実施してって言われる。
感覚のマヒを感じました。

今だから言えること。
ほかの人よりも早く、指導もないのに独り立ちしなさいと言われて
毎日泣きながら職場に向かっていた私。
入職して2か月たつ頃には、患者さんの処置をしながら
涙が出るし、
お風呂で寝たり、ご飯を食べながら寝たりして
親に怒られ逆切れしたりとか
JRに飛び込もうとしたりとか
今では考えられないような精神状態だったなと思います。
1年目でそこまでこなす必要があったのか…。
ここには載せられない、表せない思いもたくさんあります。
看護師1年目に伝えたいこと

仕事は辛いです
お金をもらっているからそれはそうかもしれない。
でも理不尽な辛さからは逃げるか、対策を考える必要がある!
看護師になる人は相手の辛さには気づくのに
自分の辛いにはふたをする傾向にあるのかもしれない。
そして、辛いを言う環境にないのかもしれない。
どうか自分を追い込まないでほしいです。
私が先輩になったら1年目ですべてできるなんておかしいって言います。
失敗しても責めたりしません。
でも一緒にがんばろうっていう。
もし今、私の1年目みたいな状態になっている人でも
自分が楽しいと思える、立ち直れるきっかけはきっとある!と思う!
この記事を読んで「あ、辛いことから立ち直れることもあるんだな~」と少し客観的に
考えられる人が増えたらなと辛かったことを振り返り書きました!
この経験は私の今を作っているし、今後の糧になります。
とらえ方によってはただの愚痴に聞こえても構いません。
わたしより辛い状況にある人もいると思うので!
その時の自分には「これが辛い。」「辛い・おかしい環境に慣れない!」
ということにも気づいていただけたらいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
看護師1年目の乗り越え方も見てね。→こちら
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